アメリカの金融政策について
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、米連邦公開市場委員会(FOMC)で、7月30-31両日に開催した定例会合で据え置くことを決定しました。据え置きは8会合連続です。9月にも利下げがありそうですね。
FRBの金融政策には2つの使命があります。
「物価安定」と「雇用の最大化」です。 物価の安定が主軸になっていましたが、落ち着きを見せてきましたので、雇用にも目を向けるようになってきました。9月の定例会では利下げをして雇用の安定を考えているようです。そうした事を反映して、円高、ドル安になってきました。162円あったのが149円までになっています。急激な円高になっています。株安にもなってきています。今後の指標をみて、どう動くかを見ていきたいですね