金融政策とは!
*物価安定のための中央銀行の政策。
中央銀行とは、日本であれば日本銀行、アメリカならFRB。
*持続的な経済成長には物価安定が必要なので
*基本的には利上げ・利下げで、物価や景気の安定を目指す
中央銀行が利上げをすると、いろんな金利が上昇します。
例えば、会社の借り入れ・住宅ローン・国債金利など。
そうなると、需要が弱まります。
そしてインフレを抑制する事が出来ます。
逆に利下げをすると、金利が下がり、需要が高まります。そしてインフレが強まります。
物価の安定とは、「物価の安定=年2%」が国際標準です。
21世紀に入り多くの主要の中央銀行が設定しています。
2020年になり物価が非常に高くなってきたので、政策金利を上げないといけなくなりました。大慌てで金利を上げている状態です。
金融政策の難しさ
利上げの結果、インフレ収まりました、景気は少し減速しました、ならOKですね。
しかし、インフレが収まりました、景気は後退しました。こうなると困りますよね。
もっと困るのが、インフレが収まりません。景気は減速しました。こうなると最悪の事態になってしまいます(スタグフレーション)
そして、供給要因(原油高・穀物高・物流混乱・構造的な人手不足)の理由でインフレになると金融政策ではどうしようもないのでお手上げです。
総合的に考えて金融政策をやっていっている状態ですね。