新型コロナによる運動不足の弊害について

2020年は新型コロナによる緊急事態宣言等で、なかなか外に出ることも出来なくて大変な思いをしました。
今年も、変異種などが発見されたり、まだまだ予断が許されない状態です。

基礎疾患がある方は、新型コロナの影響を受けやすいです。
新型コロナウィルスでの重症化リスクが高い基礎疾患とは、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性腎臓病、糖尿病、高血圧、心血管疾患、肥満と厚生労働省は定めています。

やはり、基礎疾患にならないためには、免疫力を高めることが大切だと思います。
特に、糖尿病や肥満の原因は、運動不足とも言われています
新型コロナによる運動不足を感じておられる方は、下記のようになっています。

資料:オムロン「新型コロナ感染症の流行下における意識や生活の変化に関するアンケート」

「歩数、活動量が減った」(55.5%)と回答した人のうち、2人に1人が体重が増加したと回答。在宅勤務や外出自粛などによる、活動量の減少が体重増に結び付いていることが明らかになりました。

資料:オムロン「新型コロナ感染症の流行下における意識や生活の変化に関するアンケート」

大阪がん予防センターによりますと

運動不足は、特に心筋梗塞や狭心症に代表される虚血性心疾患や脳梗塞など、動脈硬化がもとになる病気と強い関連があります。これは、動脈硬化の原因となる脂質異常症・高血圧・糖尿病などが運動不足と深いかかわりがあるからです。

運動は、血液循環がよくなる・心疾患の危険性を減らす・高血圧の予防改善・筋力を増す・体重コントロールに有効である・骨量減少を防止する・睡眠障害を改善する・心理的緊張を緩和するなど、生活習慣病を予防する医学的効果や体力向上などの効果があります。また、友人を増やしたり、ストレスを発散するなどの社会的・心理的な波及効果もあります。

では、どうやって運動をしたらよいのでしょうか? 面倒くさいし、3日坊主になってしまう。

無理をしないで、まずは出来ることから始めてみてはいかがでしょうか。

1. まず、歩くことから始める。
 車に乗らずに、近いところは歩いたり、1つ手前の駅で降りて歩くなど毎日の生活の中で歩く量を増やしましょう

2. はきやすい靴をはき、歩数計を常に身につける。
  毎日の歩数の記録をつけると具体的な目標になります

3. 日常の運動量を増やすため、ながら運動を心がける。
  テレビを見ながらのストレッチや通勤電車でのつま先立ちなど、仕事や家事の合間や移動時間をうまく利用しましょう

4. できそうなことを見つけて、生活の中の活動量を増やす。
  エレベーターやエスカレーターをやめて階段を歩く、テレビやエアコンはリモコンを使わない、犬の散歩に行く、
  休日には、買い物や散歩に出かける、床磨きや風呂そうじに時間をかけるなど、毎日の生活の中の活動量を増やすようにしましょう

5. 無理せず、楽しみながら、とにかく継続する。
  体調が悪い時はあせらずに、体調がよくなってから取り組みましょう。

私は、朝散歩をやっています。 朝は非常に気持ちが良くてリフレッシュします。
少しおなかも出てきているので、ダイエットのためにもやっております。

運動は、少し早起きして朝散歩をしてみてはいかがでしょうか。
まずは、基礎疾患がある方は日頃の生活習慣を見直し健康な状態に戻すこともコロナ感染対策と同時並行に行いことをお勧めします。

この機会に基礎疾患や運動について考えてみてはいかがでしょうか。

「資産運用・生命保険のことなら」こちらへ